【京成小岩駅の素敵な人々】第五弾「隠れ家」

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こんにちは!スタッフの葛原です。

京成小岩駅からすぐにある、隠れていないのに「隠れ家」さん。
焼き鳥を買って帰ろうって時、おしゃべりで「今日は寂しく1人でお留守番なんです」と、ふと恥ずかしげもなく言ったら、
「いつでも寄って良いんだよ(中に入ってお喋り)。」と言ってくれた、気さくで優しい人情味溢れた隠れ家さん。
良いんですか!!!???と、思わず乗り出してしまいそうな気持ちを抑えつつ、
寄る場所がある幸せを噛み締める、今日この頃です。
秋ですね。切なくなる季節です。

今日は、そんな隠れ家の店長の野村さん(以下「野」)を中心に、社長の藤井さんにも助けていただきつつインタビューをさせていただきました!

大きな画像(接客をされている)は、藤井さん(以下「藤」)、以下の写真は野村さん(以下「野」)です(少し照れていらっしゃいます。)。

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どうぞ!

 

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1、 お二人の出身地はどこですか?

藤)一緒なんですよ。

野)愛媛県。たまたま、本当に!香川県と愛媛県のちょうど県境あたり。紙の街。

藤)製紙工場が多いです。昔、ミズマタ、コウゾという原料をさいて和紙を作っていて、そっから始まったとは言われているけど、実際には井川伊勢吉さんという創業者社長が紙の街にしたんだよ。

野)田んぼ、畑、あとミカン畑、あと工場(笑)

藤)製紙工場が多くて、関連子会社とかも含めたら何百社、何千社ってあるでしょ。日本で一番ね、社長が多い街でもあるんだよ。「社長!」って呼べば皆んな振り向く(笑)。

野)石投げたら、社長に当たるってね(笑)。

藤)人口3万人ちょっとだからね。

 

2、 野村さんにお聞きします。子供の頃はどんな子でしたか?

野)よく家族に言われていたのは、人見知りで内気だけど、内弁慶でワガママでとんでもない奴。

藤)今でもそうだよな。

野)!(笑)

 

3、 野村さんにお聞きします。普段、何をしている時が楽しいですか?(休みの日とか。)

野)結構ブラブラしてるとか。こっから金町まで行って、歩いて帰ってきたりだとか。
あと土手っぺり歩いて、一之江まで歩く。。
川見てボーッとしたり、そこらへんの木を見たり、野球やサッカーを横目で見ながらとか、、そこにある風景を見てます。
お昼過ぎくらいになったら、散歩した先で一杯飲んで帰ってくることもあるし、街の中入って「この店何かな」と思ったら覗いてみたりもするし、そのまま帰ってくることもあるし。

結構のんびりしてますね。店に来る途中に金木犀の香りに気づいたりとか、そうゆうのも面白いかな。

 

4、 実家の方が田んぼとかあって、のんびりしてそうですけど、その影響もありますか?

野)いや、結構田舎なんだけど、皆んなせかせかした感じなんです。

藤)この辺(京成小岩)の人よりせかせかしているかも分かんないな。だから逆に俺なんかこの辺に来たから落ち着くのかもな。それが最高にいいよね。

藤)いやいや、本当、本当。小学校5〜6年まで、恥ずかしくてすぐ顔真っ赤になっちゃう感じでした。今では人が大好きになったけど、その頃は苦手でしたね。未だに得意ではないけどね。本当に。
私)(見えない、、、)

 

5、 野村さんにお聞きします。今までで一番大変だった出来事はなんですか?

野)誕生日の日に粉砕骨折。

藤)俺の兄貴と飲んでて。

野)高知にその時仕事にいて、自分は2月18日が誕生日なんだけど、17日にお兄さんと、その友達が高知にゴルフに来ていて、「明日、充(野村さん)が誕生日だから皆んなでお祝いしよう」ってなって、仕事終わったあとに行って、飲んで騒いで、お友達も一人抜け、二人抜け、、で、お兄さんと二人になって、大分時間も回ってたんで、タバコ買いに行こうと思ったら階段から落ちて、足の骨折って、救急車で運ばれて、そのまま3ヶ月入院して(笑)
ここに名前のプレートつけるんだけど(ベットの頭のところ)、入院日が2月18日で、その下の生年月日が2月18日だから、同室の人にむっちゃくちゃ笑われて(笑)。お見舞い来る人にも笑われて(笑)。「ばっかじゃないの?」って(笑)。
こっちは大変なんだけどね。でも、お兄さん(一緒に飲んでいた藤井さんのお兄さん)が1番大変だったかも。救急車乗っていて、処置中いろんな書類を書かされたりとかあったみたいなので。

 

6、 毎日挨拶をしてくれることが嬉しいのですが、想いなどありますか?

藤)前に昭和30年代の雰囲気あるって言ったじゃん?
ガキの頃って、近所のオジさんたちにさ、「こらー」とか言われなかった?
俺なんか近所のオジさんに怒られたりとか、オバちゃんにお菓子もらったりとか、そうゆうのいっぱいあったから、そんなイメージかな。

野)イタズラにしても何にしても、やったら怒られるけど許されてたところもあって、(一旦怒られれば)怒ってたオバさんも普通に挨拶してくれるし、こっちも挨拶するし。

藤)そんな感じに憧れてたのかな、、この街がそんな風になれば良いなと思うところがあるんじゃないかな。

 

7、無農薬にこだわる理由を教えてください。

藤)こだわってるわけじゃないよ、無農薬じゃないものもあるし(多くが無農薬)。
無農薬で作るってことは手間暇がかかるんですよ。
何でもそうだと思うけど、手間惜しまずやってれば良い物ができるってことだと思うんだよね。それが基本かな、まずは。お米だって、野菜だって。
美味しく食べてもらおうとしたら、無農薬になっちゃうんじゃないかな。
そこが作っている人たちの意思と、俺たちの意思とが、割と響き合ってるのかも分からない。

あと、ストーリーがあるってのが楽しいよね。
柴田くんって言っても誰も知らないけど、俺たちは人となりを知ってるじゃない?
だから自信をもって教えてあげられるんですよ。
これは柴田くんが作っている奴だから、大丈夫ですよ。とか。
そうゆうことにこだわってるのかもしれない。

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8、京成小岩の好きなところはありますか?それはどんなところですか?

藤)仕事の関係で、こっちに転居することになったんだけど、駅降りてたまたま土手行ったら、「こりゃすっげーな」って。「もう、ここで住もう」って。
そのイメージでずっと続いてるからね。変わらないよね。
すぐそばに神社があるじゃない?あそこで子供が遊んでるじゃない?
俺の子供の時のイメージまんまだよ!あの神社で遊んでいるハナ垂れ小僧を見ると俺のガキの頃なんだよね。
俺がそれ見たのが27、8年前なんだけど、そのイメージから全然変わんないよ、この街。それが良いよね。だからさっき言ったように落ち着くんだよね。

野)のんびりしてる感じがあるところと、あまりガチャガチャうるさくない、ちょっと1本入ったら静かだし。夜中も騒がしくないし。
あと、まぁ、今まで自分がいたところに比べると、良い人が多い。
今自分が借りてる大家さんなんだけど、結構良い人なんですよ。
大家さんが毎年新米が届いたからって、お米5キロくれるなんて初めてだし。
色々、その大家さんはこっちのことも気にしてくれるし、ちょっと喫茶店なんかでお知り合いになったおじさんが、道で会ったら親しく話してくれたりとだとか。

藤)それが面倒臭かったりもするけどね。こんな狭い街だけど、挨拶するだけで首が疲れる(笑)

野)あと、結構自然もありますよね。

 

9、京成小岩が、これからどんな街になっていけば嬉しいと思いますか?

藤)このまんま。

野)変わらず。

藤)ここ8年くらいで、京成小岩駅の乗降者数が3,000人くらい減っているんですよ。
つまり、お年寄りが増えていくわけですよ。たぶん、実際にリタイヤするのは63歳以降だから、64歳以降の人がドンドン増えていくわけでしょ?その人たちのためにも、間違いなく商店みたいな繋がりを残さないといけないはずなんだよね。
これ話し出したらさ、すっごい長くなっちゃうんだけど、、、(具体的な策やお話を聞く。詳しくは是非ご本人に。)

 

10、最後に質問です。隠れていないのに何故「隠れ家」なのですか?

野)一番最初は、気の合う人だけが来て、金曜の夜だけ皆んなでちょっと酒でも飲んで楽しくやろうよ、っていうのがあって、で、隠れ家にしたんでしたっけ?

藤)あ、ごめんなさい、今思い出しました!
俺が田舎にいた時代なんですけど、俺ん家の近所に川があって、その向こうっ側に公園じゃないんだけど、結構広いところがあったの。秋なんか落ち葉とか凄いじゃない?いろんなところに隠れる場所があるのよ。
その持ち主も大らかな人なのよ。結構適当に俺らも色んなところに基地作って遊んでましたよ。それが隠れ家の由来なんだよ。
そこにね、お菓子なんか持ってきて、皆んなで女の子も皆んなで集まって、そうゆうところで遊んでたのよ。
最初はそれだよ、その後、この人(野村さん)が言ったそれに繋がるんだ。

 

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ありがとうございました!
京成小岩に来て、駄菓子屋から始まり、足掛け14、5年の隠れ家さん(一角に駄菓子もあるよ)。

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下町的な温かさをとっても大事にされている姿は、寅さん(男はつらいよ)好きな私にとって、とっても魅力的でした。

また、京成小岩の問題なども、気さくで大らかなその雰囲気からはまた違った、知的な一面も感じて、色々勉強させていただきました。

さらに、藤井さんが、優しい野村さんに鋭くも温かい突っ込みを入れたりする、漫才のような掛け合いが、楽しかったです。

 

隠れ家
http://www.kakurega-shop.com

 

 

これまで、更新してきた「素敵な人々シリーズ」ですが、何気に掲げていた目標の第5回を達成いたしました!良かった!出来た!
いやぁ、改めてお話してみたら、それぞれの魅力が分かって楽しかったし、すごくワクワクしましたよ。だから毎回ワクワクして臨めたのだと思います。

実はとっても人見知りな私ですが、この機会を頂けて、人との繋がり方のようなものをハートで感じられたような気がしています。貴重なひとときでした。

ひとまずここで「素敵な人々シリーズ」を最終回とし、新たな企画への充電期間に移ります(ブログは続きます)。
、、、といいつつ、また続けるかもしれないけど、、、!
あの方に聞きたい!という方がまだまだいらっしゃいます。

インタビューを引き受けてくださった皆様、このシリーズをご覧くださった皆様、ありがとうございました。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします^^!

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